リレーコラム

2026.05.12

デリバリーについて気を付けていること

 今日は、私が研修講師として登壇する際に意識している「デリバリースキル」についてお話しします。デリバリースキルとは、「伝えたい内容を、相手に正しく・分かりやすく届ける力」のことです。私は、研修講師として多くのデリバリースキルを活用していますが、その中でも避けて通れない「緊張への対処法」についてお伝えします。

まず前提として、緊張すること自体は悪いことではありません。一流のアナウンサーでも毎回緊張すると言われていますので、私たちが緊張するのは当然です。ただし、頭が真っ白でパニックになるでは困ります。そこで、私なりのコツを3つお伝えします。

1つ目が一番大事なのですが、「伝えることに集中する」です。デリバリーの目的は、「緊張しないで話すこと」ではなく、「相手に伝えること」です。もっと言うと、聴いている人の「行動変容」です。伝えるためには、相手の反応を見ながら、言葉を変える、補足する、具体例を入れるなど、非常に忙しいです。伝えることに忙しくて、緊張する暇がなかった経験がある人も多いはずです。「どう見られているか」ではなく、「どう伝えるか」に意識を向けることで自然と緊張は薄れます。

2つ目は、「自分でダメ出しをしない」です。言葉に詰まった瞬間に、「失敗した」と自分で決めつけ、そこからパニックになる人がいます。しかし、聞き手は、話し手が思うほど細かいミスを気にしていません。むしろ、一生懸命に伝えようとしている姿勢は相手に伝わります。多少つまずいても気にせず、伝え続けることが大切です。

3つ目は、「緊張を受け入れる」です。矛盾するかもしれませんが、緊張を無理になくそうとするほど、人は逆に緊張します。だからこそ、「今、自分は緊張しているな」と客観的に受け入れ、伝えることに集中しましょう。すると、徐々に落ち着きます。

また、緊張対策として最も効果的なのは「練習」です。緊張は非日常に対する反応なので、練習によって日常に近づけることで不安は小さくなります。

「習うより慣れろ」という言葉があります。確かに経験は大切です。しかし、基本的な考え方やルールを知らないまま失敗を繰り返すと、人前で話すこと自体が嫌になり、トラウマにつながることもあります。だからこそ、理論と実践の両方が必要です。

理論だけでは「分かったつもり」で終わり、実践だけでは習得効率が悪く、理論と実践のバランスが大事です。当社では、ワーク型・体験型を中心に、「できるようになる」研修を行っています。お気軽にお問い合わせください。

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