2021.06.08
今回コラムを担当する私、近藤がご支援した企業が、コロナ禍においても「展示会・商談会」で売約成果をあげた企業の取り組みを簡単にご案内いたします。
東京、大阪など都市で開催されることが多い大規模な展示会は、新型コロナウイルスの影響を大きく受けています。展示会の内容、開催時期のコロナ感染状況などにもよりますが、出展事業者数、来場者数ともにコロナ前に対し半数以下に縮小していることが多いようです。
このような中で参加する価値はあるのか? 出展事業者に確認したところ、下記のようなコメントをいただきました。
今後は従来通りの展示会場開催に加え、オンライン展示会も開催が増える見込みです。認知度アップ、ニーズのキャッチ、取引先候補との出会いを求めるのであれば展示会参加はお勧めです。
展示会を有益なものにするためのポイントは下記のとおりです。
また、展示会で当社に興味を持っていただけた場合、当社名でダイレクトに検索してもらえることが想定されます。この対策として、自社HPやSNSで、展示会で紹介した商品・サービス等についてわかりやすくPRしておくことがおすすめです。
地方の企業が、いままで展示会に参加しても成約や売上アップにつながらなかった原因の一つとして、取引先候補があっても、人材面・資金面等の問題からたびたび都市部に営業に行けず、商売の話が自然消滅してしまっていたことがあげられます。
この問題に対し、コロナ以降はzoom等を活用したオンライン商談が一般化してきたため、地方企業も継続的に商談を行いやすくなってきました。加えて、オンライン展示会も増える見込みです。展示会に人や時間が割きにくい事業者にはチャンスです。
自社商品やサービスを拡販していきたい企業は、コロナ禍ではありますが展示会の参加を検討してみることをお勧めします。展示会を効果的な取組にするため、実務的なテクニック(「展示会のコツ」の詳細)についてはぜひお問い合わせください。
(株)アルマ経営研究所 中小企業診断士 近藤 厚志
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